パート・アルバイト戦力化：意識変革！アルバイトも給料をもらう以上プロである

疲れがたまると始終眠たくなる税理士の吉住です。眠っても取れない疲れがあります。私の対策としては、マッサージに行くのがいいですね。

 

パート・アルバイトの戦力化の話でした。

 

(3)パート・アルバイトにも持たせたい「プロ意識」

 

パート・アルバイトの中には、これまで企業で働く「ビジネスマン」としての教育を受けたことがなく、「組織で働く際に持つべき意識」を知らずに来ている人たちもいます。このような人達は、

 

いつまでたっても、「組織の一員」という意識が芽生えず

 

「お客様」気分で働きに来る

 

といった状況から脱皮できません。

 

従いまして、パート・アルバイトに対しては新入社員に対するのと同様に、「組織で働くビジネスマンとしてのプロ意識」を植え付ける必要があります。最低限教えたいのは以下の5つです。

 

①連帯意識

組織では、「仲間意識」をもって協力し、助け合い、業務を遂行していくことが必要である。

 

②目的意識

与えられた仕事を機械的に指示通りこなすだけではなく、「この仕事は何のためにするのか」といった目的を明確にすることが必要である。

 

③原価意識

少しでもコストを削減できるように、紙や電気の節約を心がけるとともに、休憩時間も企業にとってはコストであることには変わりないので、長電話やおしゃべりで、「時間の無駄使い」もないように心がけることが必要である。

 

④改善意識

毎日同じやり方の繰り返しで業務を遂行するのではなく、より「早く」「正確」にするにはどうすれば良いのか、考えながら仕事をすることが必要である。

 

⑤5S意識(整理・整頓・清潔・清掃・躾)

自分の机の整理は言うまでもなく、職場全体を清潔に保つように配慮することが必要である。

(続く)