パート・アルバイト戦力化：パート・アルバイトの費用化システムを考慮しては？

知人の不幸で3日ほど、ブログに穴をあけました。パートアルバイトの戦力化の続きです。

(4)パート・アルバイトへの「評価システム」

パート・アルバイトに対しても、画一的な処遇をするのではなく、能力や仕事の成果を処遇に反映させるための「評価システム」を設ける必要があります。以下に評価システムにっいて説明致します。

①評価内容については、自社に合わせて作る必要がありますが、一般的には以下のようなものになると思われます。

1)能力評価(①仕事の知識②仕事の技能③接客能力)

2)成績評価(①仕事の速さ②仕事の正確さ③仕事の達成度)

3)態度評価(①積極性②勤務態度③対人関係)

②これらの考課項目に対して、5段階ぐらいの評価基準を定め、それに従って評価していきます。その評価の結果は、評価項目ごとに合計点を出して表します。

③②で求めた合計点を、さらに4～5段階ぐらいに点数の高低で分類して、「A」(46点以上)「B」(45～36点)「C」(35～20点)「D」(19点以下)のように評価します。或いは「A」は全体の5%、「B」は10%というように、「制限分布法」を用いて評価分けをすることもあります。

④「A」～「D」の評価段階ごとに、「能力給」を定めて、処遇に差をつけます。

⑤また、この評価結果は、「資格制度」に用いたり、あるいは、「正社員へのキャリアパスの設計」に使うこともできます。

(続く)