朝礼で良好な社風を作る：社風が良いことは会社選びの条件にもなる

体温調節がうまくない税理士の吉住です。とくに寝ているとき暑いのか涼しいのかよくわかりません。タオルケットなんですが、かぶると汗をかき、外気に肌をさらすと寒いと感じます。

朝礼の話の続きです。

4.朝礼で好ましい組織風土(企業文化または社風)を創る

組織風土とは、組織を特徴づける個性のようなもので、これによって企業が変えられてしまうこともあります。現在、この組織風土が注目され始めています。「社風がよいこと」を会社選びの条件にしている大学生も多いようです。朝礼によってこの組織風土が形成されていくことはすでにご紹介いたしました。ここで、そういった好ましい組織風土を創るための朝礼について、まとめてみたいと思います。

【朝礼を工夫している企業の共通点】

・業績が向上している

・職場が明るく、活気がある

・社員のまとまりがよい

・社員の礼儀がきちんとしている

朝礼で声を出すことが、企業のよい風土を形成することに役立つことは、多くの経営者の認めるところです。朝礼は、定期的に行うことに意味があります。そうしたちょっとした積み重ねが年月を経て大きな成果となってあらわれてくるのです。朝礼から組織風土を創るためには、まず、継続することが第一条件です。

組織風土は一朝一夕に創られるものではありません。新しい試みが社員に理解されなくても、信念を持って自社独自の朝礼をつくり上げていく姿勢を持っていれば、必ず社員に受け入れられる朝礼と、組織風土ができ上がるはずです。

(続く)