2019.09.04 熊本の熊親爺税理士、本日の活動

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2019.09.04 熊本の熊親爺税理士、本日の活動

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2019/09/04 2019.09.04 熊本の熊親爺税理士、本日の活動

本日は、日本政策金融公庫熊本支店でお客様の融資の面接の立ち合いに行って参りました。

実は、少し苦しい融資案件で協調融資(2行から借りる借り方)にした方がいいかと思っていたのですが、

書類提出時にとりあえず公庫だけで融資をし、不可能な場合は、協調融資にしましょうと言われていました。

 

どこが苦しい案件かと言いますと、もともと創業融資なのですが、手元資金が苦しかったのです。

しかも、法人を立ち上げる前に事業資金としてA銀行から150万円の融資を受けておられました。

 

資本金が50万円、手出しの資金が60万円、定期預金と生命保険の取り崩し可能額が、40万円程度でした。

つまり手元資金が150万円程度ですから、融資の限度額は、300万円と見てよいかと思います。

 

実際、前述のようにA銀行からの借入が150万円ありますので、公庫からの借入は、常識的に考えて、150万円が限度でしょう。

 

これに対して、設備投資が300万円、運転資金が200万円という金額です。

面接の結果は、融資できるように頑張りますが、協調の可能性もあるというものでした。

 

このような場合、やはり最初の読みが大切です。もっと、適切に申し上げるなら、会社を立ち上げる際に資金がいくら必要なのか最初から読み切ることが必要です。

この法人の場合、フランチャイズ加盟料が160万円、設備投資が300万円、事業の許可を受けるための見せ金が、150万円程度必要だったのです。

 

これに当初の運転資金も必要ですから、手元資金として事業を始める際、少なくとも350万円~400万円の金額が必要であったと思います。

そうであれば、約800万円の融資をゆうに受けられたことでしょう。

 

なお、友人から借りたお金を、金融機関は手元資金として認めません。最悪、金を借りるとしても両親や奥さんからのお金でなければなりません。

 

事業開始前には、こつこつとお金をためましょう。

 

熊本の熊親爺税理士でした。

 

 

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