若いとき友人のご両親が、経営に行き詰まり、自殺されました。
お父さんは、私が困ったとき助けてくれるような心の広い方でした。
葬儀に行くと友人はいつものように私に接してくれました。偉いやつでした。
しかし、心の中は悲しみや喪失感でいっぱいだったと思います。

友人が悲しい思いをしないようにするために私に何ができるだろうか。

今の私の知識があれば、そしていち早くご相談いただければ、友人のご両親は亡くならずに済んだものと思います。
もしかしたら、ご夫婦そろってのんびりと孫と一緒に老後の生活を送られていたかもしれません。
そして、私どもの経営理念を次のように定めました。

・心の使い方
・技術の使い方
・命の使い方

『心の使い方』とは、お客様に最大限の配慮をしようということです。配慮の仕方でサービスは変わります。『技術の使い方』とは、習得した技術を正しくお客様のために役に立てようということです。『命の使い方』とは、『心の使い方』や『技術の使い方』を通してお客様に貢献すること、それが我々のより良い『命の使い方』であるということです。