グループ補助金の改善を願う：グループを組まなければならないのは、なぜか？

今朝5時30分に起きてファミレスに食事に行った税理士の吉住です。車に乗ると温度計が30度を超えていました。

グループ補助金を受けるときは、2社以上の会社でグループを組まなければなりません。グループを組まなければならない理由は、個別企業の補助金として税金は使えないというものでした。そのために災害が発生した場合、被災企業がグループを作るということであったと思います。

しかしながら、以前も書きましたように組織は戦略に従うのです。また、災害によって企業が被害を受けているという非常事態でもあります。グループを作ることによって、各企業にとって戦略的価値があり、それによってより存続発展しやすいという、確実な論理や証拠がない限り、グループを作ることは、方便であるにすぎないと思われます。もともと、個別企業はそれぞれ目的も存在理由も存続発展の仕方も異なるものです。災害による緊急事態なのですから、特例で、個別企業ごとに税金を使えるようにすればいいだけの話ではないかと思われます。

(続く)