熊本の復興のお役に立ちたい税理士、会社の経営について語る1

当事務所は今日から年始の仕事となります。新たな気持ちで仕事に取り組もうと思う税理士の吉住です。

我々は日常さりげなく『問題点』という言葉を使っています。生まれてこの方、何度使ったかしれません。それほどなじみのある言葉ですが、『問題点とはなんでしょうか』と質問されたとしたら、どうお答えになるでしょうか。とたんに口ごもられる方が多いのではないでしょうか。まず、『問題点』の定義から述べて参ります。

論理学では、『問題点』を『現状とあるべき姿とのギャップ』であると定義しています。たとえば、自分自身のことを申しますと、現在のあるがままの自分と3年後のこのようになれたらいいなと思う自分には、当然のように差がありますよね。これを論理学では、自分自身についての『問題点』と言うわけです。

『それがいったい何に役に立つのか』と問われたい方もおられるでしょう。先を急がずにお聞きください。結論から申しますと、会社の創業時だけではなく、会社が波に乗った後でも、それから皆様の今後、人生が終わりを迎えるまで、有用なものが『問題点』の考え方なのです。

(次回へ続く)