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2017/01/26 社長がポケットマネーで経費を使う場合

今冬はあと何回寒波が来るでしょうか。風呂場の隙間風が大嫌いな税理士の吉住です。ちなみに財布の隙間風も嫌いです。

 

昨日は入金の場合の現金の過不足の話でしたが、お金を使う場合も同様です。多分、細かい買い物をするのに社長様はご自身のポケットマネーを出されることがあるかと思います。これを毎日、記録して、きちんと現金勘定に出し入れしていただければいいのです。ところが、1か月間放りっぱなしで、さあ現金勘定を合わせようとしても、合わないことがあるんですね。所持している領収書からいろいろ考えても、たとえば8円足りないのがなぜなのかわからないということがあります。

 

実は現金勘定というものは毎日チェックすべきものなんですね。それを怠ると現金が合わなくなることが発生しやすくなります。1か月ではなくても、1週間貯めてチェックするとそのうち合わなくなることがあります。

 

少々お金が合わなくても構わんよ、と言われるかもしれません。ただ、このようなことが発生すると手直しが必要になるんですね。一応、何が違っているのか、ああでもない、こうでもないと考え、電卓を繰り返したたきます。考えてもわからなければ、最後は現金過不足勘定を使うのですが、この活動が無駄と言えば無駄なんですね。確実に生産性が低下します。

 

また、あまりいい加減にしていると盗難の心配をしなければなりません。以前、勤めていた税理士事務所で聞いた話では、現金の過不足から経理担当者の不正が始ったことがあると述べていました。合わない額が大きいということは、まとまった額を抜いても、もうわからないんですね。繰り返しになりますが、本来、現金勘定は、毎日合わせなくてはいけないものです。特に現金商売をするところは要注意です。

 

以前、現金の意味が分からずに、ポケットマネーや銀行預金のお金まで、現金勘定に記帳している方がおられました。1つの原因としては、現金勘定と私的な現金の区別ができていないからなんですね。

(次回へ続く)

 

 

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