お金ごときに困らない経営をしましょう。考え方を変えるだけで楽になる方法

湊屋コンサルタントサービス

096-273-7427

〒860-0053 熊本県熊本市西区田崎1-3-60 コアマンション駅南201

営業時間:平日 9:00~17:00 土曜 9:00~12:30

ブログ

お金ごときに困らない経営をしましょう。考え方を変えるだけで楽になる方法

ブログ

2017/04/25 お金ごときに困らない経営をしましょう。考え方を変えるだけで楽になる方法

最近、晩白柚(ばんぺいゆ:八代で取れる柑橘類)が安いですね。1個500円のところもあります。ネギも安いところがあります。なんと一束10円。いちご一パック100円ということもありました。

 

他方で、創業融資ではなく、融資など金に困った時に受ければいいではないか、と考えておられる方もいらっしゃるかと存じます。金融機関は困った企業にお金を貸すところだと思っている方もおられますが、金融機関は、お金に困った企業に融資をしません。金融事業は、慈善事業でもなければ、Thunder  Birds(人形劇の国際救助隊)でもないのです。

 

銀行法の第1条に金融機関の目的は預金者保護だと書かれています。金融機関は、銀行にお金を預けてくれた人の預金は保護しますが、お金に困った経営者にお金を貸すところではないのです。預金者を保護するために、困った困ったと言えば言うほど、その人にお金を貸したくなくなるのが金融機関なんです。

 

これらのことから鑑みて、会社を創業する人は創業融資を受けたほうが望ましいという結論になります。創業した当初は、大して困っていないからです。だから借りやすいんですね。借りることができるときに、借りることができるだけ借りておく。これが一番安全な策なんです。

 

ついでに申しあげると金策などと言うことは、ちょっと大きな企業になったら社長の仕事ではありません。社長の一番の仕事は戦略を考えることです。ところが金に詰まると戦略どころではなくなるわけですね。金がなければ1週間後に給料を払えない。手形の支払期日が到来する。そうなると、金、金、金、金に詰まると終始、金のことを考えて、戦略どころではなくなるのです。経営の体をなさなくなるんですね。だから日頃からお金ごときに詰まらないようにしておかなければならないのです。

 

もし、企業の創業の際、ブラックリストに載っているなど、お金を借りることができないという人は、より周到に資金の工面をしなければなりません。

 

お金は使うことがなくても定期預金にでも放り込んでキープしておいてください。使う必要がなかったらそれこそ万々歳です。

 

融資を受けてまずい人がいるとすれば、それは金があれば、無駄遣いをする人です。

 

お金がないリスクは企業が倒産するリスクです。融資を受けるリスクは金利を払うリスクです。リスクとして、どちらが大きいでしょうか?

 

経営戦略と資金繰り。事業を立ち上げる人は、少なくともこれら2つのことを考えておかなければなりません。

 

 

湊屋コンサルタントサービス

電話番号 096-273-7427
住所 熊本県熊本市西区田崎1-3-60 コアマンション駅南201
営業時間 平日 9:00~17:00 土曜 9:00~12:30
定休日 日曜・祝日

TOP