グループ補助金の改善を願う：災害の救済に求められるものは迅速さ

この時期になりますと、夜明けが少しずつ遅くなってきますね。朝も6時前だと建物の影が長く、窓を開けて運転するのが快適だと感じる税理士の吉住です。

ところでグループ補助金の話です。

グループを組むためには、グループを組もうとする企業相互の了解が必要です。そのグループの意義を考慮して、グループが何をするかということまで考えなければなりません。それは救済という本質から外れています。救済に求められるものは迅速さです。グループを組んでいると時間もかかりますから、迅速という要求からも外れています。

経営(学)上から考えれば、遅いということは、罪悪でしかありません。生産性を上げなければならないのです。少しでも早く成果を上げなければならないのです。そのためには、グループを組まずに個別企業でも救済する方がいいのです。

私には、グループを組まなければならないということ自体、方便や詭弁を優先しているとしか思えないのですが、いかがなものでしょうか。

(続く)