グループ補助金の改善を願う：

空気の入れ替えのため朝一番で事務所の窓を開放しますが、台風一過のためか、涼しい感じがしました。それとも秋の訪れかと思う税理士の吉住です。

グループ補助金の話の続きです。

認定申請を提出して、それが認められてから交付申請を出して・・・という最初に書いた手順に従っていれば、施策の実施に少なくとも半年はかかるものと思われます。制度も書類も簡素化しなければ、現実に合わないのです。

もっとも、完全に社屋や工場が破壊された場合は再建に時間がかかるのは当然でしょう。しかし、各々の企業は本来、休業するわけにはいかないのです。再開できるのであれば、災害直後からでも業務を開始しなければならないのです。われわれ一般人は親方日の丸ではありません。仕事をしなければ、明日の飯を食うのに困る人がほとんどなのです。売上が上がらなければ、従業員に給料を払うことができないのです。

もう一度言いますが、子供が溺れているときに、人助け認定申請をしなければ助けられないのでしょうか。人助け交付申請をしなければ助けられないのでしょうか。

書類は、請求の額を計算する書類、罹災証明、見積、相見積および写真だけでいいのではないかと思われます。

(続く)